健康におすすめのスポーツ〜ランニング〜
こんにちは!
カロリートレードジャパン四日市店
担当トレーナーの加藤です!
本日のテーマは
「ランニングがもたらす健康効果」
についてです!
「健康のために走りましょう!」
「ダイエットのために、まずはランニング!」
↑こんなことを聞いたことがありませんか?
走ること=健康的
というイメージは世の中に浸透していると思います。
実際、昼夜を問わず、
街中をランニングしている人を見かけても
特に不思議な感じはしませんよね。
では、
走ること=ランニング
の何が健康に良い効果をもたらすのか?
体にどのような変化が起こるのか?
について、まとめてみました☆
心肺機能の向上
ランニングの一番わかりやすい健康効果といえば、
心肺機能の向上です。
①肺の機能向上
ヒトは、呼吸をすることで体内に酸素を取り入れています。
呼吸をすると、肺で空気中の酸素を取り入れ、
体内の二酸化炭素を排出するという作業が行われます。
肺へ空気が出入りすることを「換気」
体内に入る空気を「吸気」、体外に出る空気を「呼気」
といい、
肺の周りにある筋肉の働きによって、
「換気」が行われます。
ランニングにより、
肺の周りにある筋肉=呼吸筋
を鍛えることで、空気を吸う力と吐く力が高まるため、
- 慢性閉塞性肺疾患の呼吸改善
- 誤嚥性肺炎の予防
- 肺炎の重症化予防
に効果があるとされています。
②心臓の機能向上
肺の働きによって体内に取り入れた酸素や
全身の筋肉で生成された二酸化炭素を運搬するのが
心臓の役割です。
心臓は、全身に血液を循環させる
「筋肉でできたポンプ」
といえます。
心臓が1回の拍動で送り出す血液の量を「1回拍出量」
1分間に心臓が拍動する回数を「心拍数」
といい、
1回拍出量×心拍数で求められる数値を
「心拍出量」といいます。
この「心拍出量」はトレーニングで増加させることができます。
ランニングによる心臓の機能向上により、
- 安静時の血液循環が高まる
- 冷え性の改善
- 肩凝りの改善
- 免疫機能の向上
- 老廃物の排泄機能の向上
が起こるとされており、
健康増進のためにもランニングの効果は
見逃せません。
筋肉の機能向上とダイエット
そして、ランニングといえば、
ダイエットですよね!!
なぜ、ダイエットにランニングが推奨されるのでしょうか?
ランニングによる筋肉の変化の観点から解説していきます。
ミトコンドリアの働き
ランニングなどの有酸素運動を行うと、
筋細胞内の「ミトコンドリア」が増加します。
ミトコンドリアとは、細胞内にある小さな器官で、
酸素を用いて運動時に必要なエネルギー源となる糖質や脂質
などの栄養素を分解し、ATPという物質を産生します。
そう、このミトコンドリアを増やすことこそが、
ダイエットにおいて重要なのです!!!
ミトコンドリアを増やすには?
脂肪をエネルギーに変えてくれる「ミトコンドリア」
たくさんあれば脂肪がたくさん燃えそうですよね!
では、どうやって増やすのか?
筋肉を使うと、筋細胞内ではたくさんのATPが消費されます。
そしてエネルギー源がつき、筋細胞は飢餓状態になります。
エネルギー源がないという緊急事態!!
その時!!
ミトコンドリアが増加するのです。
たくさんのミトコンドリアによって
たくさんの脂肪がエネルギー源に使われる・・・。
こうして痩せていくんですね☆
しかし、増加したミトコンドリアは
定期的に運動を行わないと元に戻ってしまうため、
維持するためには、継続的なランニングが必要です。
燃えるカラダを作る
ダイエットを成功させるには、
基礎代謝量を向上させることが有効であるとされています。
基礎代謝量とは、
安静にしていても使われるエネルギー量を指し、
「寝ていても燃えるエネルギー量」
「生命活動維持のためのエネルギー量」
ともいえます。
内臓を動かしたり、体温を維持するなどの
生命活動維持のためにも、
エネルギーはもちろん必要です。
そして、基礎代謝量決める重要な要素が
「ミトコンドリア」
なのです。
健康のために始めるランニング
ランニングによる健康効果について、
心肺と筋肉の機能向上の観点から解説してみました!
健康のため、
ダイエットのため、
特別な道具も必要なく手軽に始められるのが
ランニングの良いところですね!
最近はかなり暑い日もあるので、
朝や夕方以降など、涼しい時間のランニングがおすすめです☆
もちろん、水分補給も忘れずに!!