「お酒を飲んでも太らない」は本当??
こんにちは!
カロリートレードジャパン四日市店
担当トレーナーの加藤です!
本日のテーマは
「お酒を飲んでも太らない」のか。
これには諸説あります。
- 適度な飲酒量であれば太らない。
- お酒の種類に気をつければ太らない。
など、適量・適切な種類を選べば良いとされる
情報は目にすることが多いですね。
お酒を飲むと体内で何が起こるのか?
そして、そこから飲酒量や種類について考えていきましょう!
アルコールが入ると体内で何が起こるのか?
アルコールの主成分であるエタノールは
身体にとって有害な成分であるため、
体内に入ると、優先的に分解されます。
①アルコールが分解されると中性脂肪が発生する!?
アルコールが分解されるとき、
なんと!!
中性脂肪の元になる物質が発生します!!
しかも、アルコール度数が高いお酒ほど分解するアルコール量が多くなるため、より多くの中性脂肪の元に・・・!
②食事の分解が後回しになる!
アルコールの分解を優先するあまり、
一緒に摂取した食事の分解が遅れていきます。
糖質の分解が遅れれば、身体に中性脂肪として蓄えられてしまいます。
甘いお酒は糖質に注意!!
「アルコール度数の低いお酒なら大丈夫♪」
というわけではありません。
ジュースなどで割ってあるお酒は、
糖質が多く含まれています。
市販の缶チューハイの成分表示を見てみると、
意外と糖質が多いことに気づくと思います。
その缶チューハイを数本飲むということは、
缶ジュースを数本ガブガブ飲んでいるのと同じことなのです。
お酒を割るのであれば、
お茶、水、炭酸水などで割るのが良いでしょう◎
おつまみの選び方
お酒といえば、「おつまみ」ですよね!
うまく取り入れることができれば、
アルコールの吸収や血糖値の上昇を緩やかにし、
太りにくくすることができます。
※空腹でお酒を飲まないようにする
まず、一杯目をいただく前におつまみを食べましょう!
空腹のままお酒を飲むと、アルコールの吸収が良くなり、
酔いやすくなります。
胃を傷つける可能性もあるので、
まずはおつまみを食べましょう!
①ビタミンB1がオススメ
低カロリーなサラダも良いですが、
オススメなのは、ビタミンB1の摂取です。
ビタミンB1はアルコールの代謝に必要なので、
ぜひ、おつまみに取り入れてみてください!
具体的には
- 枝豆
- 豆腐
- 鯛
- サーモン
などが挙げられます。
枝豆と鯛やサーモンのカルパッチョ
なんて組み合わせが最高ですね☆
②ナッツ類やチーズも◎
お酒のおつまみといえば、味の濃いものが欲しくなりますよね。
だからと言って、ポテトや唐揚げなどは注意!
脂質が多い上に、味付けが濃いため、
お酒を飲みすぎる原因にもなりやすいです。
そんな時にオススメなのは、
ナッツ類やチーズです。
ナッツ類やチーズに含まれる脂質は、
アルコールの吸収を緩やかにします。
塩分の摂りすぎには注意が必要ですが、
お酒を飲む前に食べておくと良いでしょう◎
(素焼きのものがオススメです!)
ノンアルコール、糖類ゼロの落とし穴
ノンアルコールや糖類ゼロの商品もよく見かけますよね!
別のブログでもご紹介しましたが、
この「ノン・ゼロ」という言葉の落とし穴には
注意してください!!
ノンアルコールのお酒には、
メーカーによって1%未満のアルコールが含まれています。
また、カロリーを抑えつつ美味しく感じられるように、
人工甘味料が使われていることが多いです。
人工甘味料の過剰摂取は、血糖値を調整する
インスリンというホルモンの働きを悪くしてしまう可能性があります。
糖類ゼロのお酒には、
「糖類」がゼロなだけで、こちらもやはり、
人工甘味料などが含まれています。
「ノン・ゼロ」は
全く含まれていない=ゼロ
という意味では無いので、注意してください!!
(「オフ」も同じように注意が必要です。)
お酒との上手な付き合い方を考える
「お酒を飲んだら太るかどうか。」
これについては、一言で答えられない。
というのが現状です。
選び方、量、一緒に摂る食品
さまざまな要素によって太りやすいかどうかが
変わってきます。
また、アルコールの分解能力にも個人差があるので、
何杯までなら酔わない、というのも正確には決まっていません。
ただ一言だけ確実に言えるのは
「飲み過ぎ注意!!」
これだけは、健康の観点からも、
ダイエットの観点からも間違いないです!!
「毎晩の晩酌が楽しみ♪」
という方、食べ過ぎ飲み過ぎにご注意ください!!