なぜ足はむくむの?むくみ改善法もご紹介!!
こんにちは!
カロリートレードジャパン四日市店
担当トレーナーの加藤です!
本日のテーマは
「なぜむくむのか?」
と、その改善法についてです!!
「夕方になると足がむくんでくる・・・。」
「飲み会の次の日は顔がパンパン・・・。」
↑こんな経験はありませんか?
立ち仕事の方は、
足がパンパンで靴下の跡が足首についてる!
なんてこともありますよね・・・。
そんな皆様のために、
- そもそもむくんでいるとはどういう状態か?
- 具体的な改善方法は?
というところに絞ってお話ししていきます!
「むくむ」とはどんな状態か?
むくみというのは、医学的には「浮腫(ふしゅ)」といい、
皮下組織に水が溜まった状態のことを指します。
脚などを指でぐっと押したときに、
そのあとがなかなか戻らない状態の時は、
身体の中に正常時+5〜10%以上の水分が
溜め込まれているとされています。
「むくむ」原因は?
むくむ原因は様々で、
病気などのサインの場合もありますが、
ほとんどは、体質や生活習慣の乱れなどによって
引き起こされるもので、
食生活や運動習慣を見直すことによって
改善されていくケースが多いです。
(痛みが伴う、片足だけむくむ場合などは、念のため、
一度病院でのご相談をお勧めします。)
では、なぜむくむのでしょうか?
①血液循環が悪くなっている
まず第一に考えられるのは、
「血液の循環が悪くなっている」
ということです。
ヒトの体では、心臓からでた血液によって酸素や栄養が
全身に届けられています。
そして、血液は再び心臓に戻っていくのですが、
脚は心臓より下にあり、重力の影響で血液が心臓に戻りにくいのです。
ふくらはぎのポンプ作用
この時、ふくらはぎの筋肉がポンプのように働き、
血液が心臓に戻る手助けをしてくれます!
しかし、立ちっぱなしや座りっぱなしで
あまり体を動かさないでいると、
ふくらはぎがポンプの働きをせず、脚の血液が
循環しにくくなってしまうのです・・・。
締め付けの強い補正下着などを身につけている場合も
同様に血液循環が悪くなり、むくんでしまうことも。
②塩分の摂りすぎ
食生活では、
塩分の摂りすぎがむくみの原因となります。
ヒトの体は、塩分濃度を一定に保とうとする
働きがあるので、塩分を摂りすぎるとそれを
薄めるために水分を溜め込もうとします。
塩辛いものを食べた後は、
喉が渇きませんか?
そう、あの「渇き」は
「塩分多いよ〜!お水飲んで〜!」
という体からのサインだったんですね!
アルコール+塩分過剰摂取!?
「飲み会の翌日は、顔がむくむ!!」
というのをよく聞きますが、これはなぜでしょうか?。
まず、想像してみてください。
お酒には、おつまみが付きますよね?
ポテト、焼き鳥、枝豆、イカの塩辛など・・・(笑)
こうして挙げてみると、塩分が高いものが多い傾向にありますね。
体には、塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるので、このおつまみ類の摂取によって、それを上回る水分を体が必要とすることが、一つの原因です。
そして、アルコールには利尿作用があり、その作用で尿と一緒にナトリウムなどが排出されてしまいます。
その結果、体はナトリウム不足となり、補うために塩分(ナトリウム)を欲してしまうのです。
そして、塩分を摂る→水分が欲しくなる
となっていくんですね・・・。
塩分の過剰摂取→水分摂取→水分を溜め込むという
むくむメカニズムが出来上がっていますね・・・!
さらに、アルコールの分解には水分が必要なので、
体はより多くの水分を必要とし、水分を摂取してしまうのです。
むくみ解消に水分を控える!は良くない
むくんでいる=水分が停滞している
ということなのですが、
だからといって水分を控えればいいということでは
ありません。
ヒトの体は、約60%が水分でできており、
この割合を保とうとします。
水分を意識的に控えてしまうと、
体の中で水分不足が起こり、
「喉の渇き」というサインが出されます。
そして、水分を摂り過ぎれば、
体の中の塩分濃度は薄くなってしまいます。
むくみの原因は、水分が多いからではなく、
血液の循環が悪くなっているから。
それを改善していくことが、
むくみ解消への道なのです!!
むくみを解消するのに必要なことは?
続いて、むくみの解消法についてです
むくみのメカニズムがわかったので、
解消法は、とってもシンプル。
「血液循環を良くする」
シンプルですが、
これこそ、「むくみ解消法」なのです!!
①体を温める
まずは、体を温めることから始めてみましょう。
体が冷えると、毛細血管の血液循環が悪くなり、
むくむ原因になります。
靴下を履いたり、
夏の冷房の効いた部屋で肌の露出を避けるなど、
体が冷えないようにしましょう!
また、入浴時にシャワーだけで済ませる習慣の人は、
湯船に浸かることも効果的です。
②カリウムを摂取する
塩分(ナトリウム)は体内に水を溜め込む性質を
持っていますが、同じように水分の調整に関わっているのが
カリウムです。
カリウムは腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑制し、
尿中への排泄を促進します。
食べ物では、
ほうれん草、バナナ、アボカド
などに多く含まれています。
これらの食品には、カリウムの作用以外にも
こんな嬉しい効果が↓
- ほうれん草は野菜の中でも鉄分が多く、
その吸収を促進するビタミンCも豊富です。
- バナナは食物繊維が多く含まれ、
ビタミンB群も豊富なダイエットの強い味方。
- アボカドは、「森のバター」と呼ばれる脂質の高い食品ですが、
実はこの脂質のほとんどは、体に良い不飽和脂肪酸です。
善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
③適度な運動を取り入れる
お仕事などの関係で
立ちっぱなし、座りっぱなしの時間が
長い方もいると思います。
休憩時間には体をグーっと伸ばしたり、
ストレッチをしてみたり、
「固まってるなあ〜。」
と感じている時こそ、
軽めの運動で体をほぐして、
ふくらはぎのポンプを働かせてあげましょう!
まとめ
むくみの主な原因は、
「血液循環が悪くなっている」
「塩分を摂りすぎている」
ということがおわかりいただけたでしょうか?
今現在、むくみに悩んでいる方は、
普段の食生活や運動習慣を振り返って
みてください。
「水分控えすぎかな・・・?」
「いや、塩分摂りすぎ?」
「あ、運動不足かな!?」
まずは、
思い当たったことから順番に改善していきましょう!!