カフェインはダイエットの味方?
こんにちは!
担当トレーナーの加藤です!
本日のテーマは
「カフェイン」の効果について。
コーヒー、紅茶、エナジードリンクなど、
身近な飲み物にカフェインは含まれています。
私はコーヒーも紅茶も大好きで、
こうしてブログを書いている今も、
机にはコーヒーがあります。
(本日は、豆乳入りです。)
眠気覚ましにカフェイン
カフェインといえば、眠気覚ましなど、
すっきりしたい時に飲む方が多いのではないでしょうか?
そう、カフェインの主な効果は
「眠気が覚める覚醒効果」
とされています。
これは、カフェインが脳内の眠気物質「アデノシン」
をブロックするからなのです。
「アデノシン」がはたらくとヒトは眠気を感じます。
カフェインは、そのアデノシンがはたらく時に
ブロックすることができるため、
「眠気覚まし」として効果的とされています。
鎮痛作用&疲労回復効果
カフェインには眠気を覚ます以外にも、
痛みをやわらげる「鎮痛作用」や、
倦怠感を除去する「疲労回復効果」
があります。
この効果から、頭痛薬などにはカフェインが
使われています。
(ノンカフェインの頭痛薬もあるので、気になる方は薬局などでご相談ください。)
カフェインは体に悪い?
「カフェインは体に悪い」というイメージを
お持ちの方もいると思います。
カフェインの覚醒効果は人それぞれですが、
人によってはあまりの覚醒効果にびっくりして、
抵抗感を覚えることもあるかもしれません。
そういった背景もあってか、
カフェイン=体に悪いもの
というイメージが一般的にありますよね。
実はカフェインの効果は個人差が大きく、
カフェインをどのくらい摂れば眠気が覚めるのか?
という部分については、
具体的な数値では決まっていません。
そのため、「1日の最大摂取量」というような
これ以上摂ってはいけないボーダーラインは、
日本では定められていません。
国際的な基準としては、
- カフェインの1日最大摂取量は400mg以下
- 一度の摂取量は200mg以下
にするべきだとされています。
(欧州食品安全機関による、健康な成人の場合の基準)
400mgってどのくらい?
では、カフェイン400mgとは
どのくらいの量を指すのか?
これは、コーヒーや紅茶だと淹れ方によって
差が出てくるのですが、
一般的には、
- コーヒーであれば3〜5杯程度
とされています。
エナジードリンクにはどのくらい入っている?
カフェインといえば、エナジードリンク!
という方もいますよね。
ここでは、代表的な2つを挙げてみたいと思います。
①モンスターエナジー
黒い缶に緑のロゴで、いかにも強そうな見た目。
カフェインの含有量は
100gあたり36mg
②レッドブル
翼を授けるとのキャッチコピーで有名なドリンク。
カフェイン含有量は
100gあたり30mg
含有量はそこまで差はありませんが、
これらを一本飲むと、
モンスターエナジー 142mg
レッドブル 80mg
程度のカフェイン摂取量となります。
モンスターエナジーは、
355ml缶なので、一本でかなりのカフェイン摂取に
なりますね。
レッドブルは、缶のサイズがたくさんあるので、
飲むときは成分表示等をご確認ください。
ダイエットにも効果あり!
カフェインには、ダイエット時に嬉しい効果が!
カフェインの摂取により、
リパーゼという消化酵素が活発になり、
このリパーゼが体脂肪をエネルギー源として
利用できる形に変えます。
また、カフェインを摂取すると
血中のアドレナリンとノルアドレナリンという
ホルモンの濃度が高くなります。
これらのホルモンの働きにより、
心拍数を増やしたり、体脂肪の分解作用が促進されます。
つまり、カフェインの摂取によって、
「体脂肪が燃えやすくなる」
のです☆
摂取量を守って、上手に利用しましょう
カフェインの効果、摂取量、ダイエットについて
お話ししました!
- 眠気覚まし効果
- 鎮痛効果
- 疲労回復効果
- 脂肪燃焼促進効果
どれも魅力的に感じられる効果ですが、
摂取量を考えることがとても大切です。
個人差があるといえど、
- 1回に200mgまで
- 1日400mg程度まで
という基準を意識して摂取したほうが
より安全であるといえるでしょう。
日常的にカフェインを摂取している方は、
摂取量について、ぜひ一度考えてみてください!!