筋肉が大きくなる仕組みについて
こんにちは!
カロリートレードジャパン四日市店
担当トレーナーの加藤です!
本日のテーマは
「筋肉が大きくなる仕組みについて」
いわゆる
「筋肥大」
というものについてご説明していきます。
大きく強くなる筋肉、骨格筋
人間の体にはたくさんの筋肉があります。
その種類には、
- 心臓を動かす「心筋」
- 内臓を動かす「内臓筋」
- 骨に付着して関節を動かす「骨格筋」
があり、意識して動かすことができるのは骨格筋のみです。
スポーツ時の複雑な動きはもちろん、日常生活の何げない動作も全て骨格筋が関節を動かすことで起こっています。
骨格筋は、食事や運動によって人為的に大きくすることができ、この骨格筋が大きくなることを「筋肥大」と呼び、
筋肉の体積が増えて断面積が大きくなれば、原則、筋力も強くなっていきます。
なぜ筋トレをするのか?
では、なぜ筋肉を大きくするために筋トレをするのか?
ここから、筋肉が大きくなる仕組みを具体的に解説していきます!
筋肉が大きくなる=筋肥大
するためには、筋肉にストレスを与えることが必要なのです。
人の体には、筋肉が強いストレスを受けると、そのストレスに抵抗して、筋肉を強くしようとする働きがあります。
①強い筋力の発揮
筋トレなどによって筋肉に負荷をかけると、筋肉はそれに抵抗して筋力を発揮します。それがストレスとなって、
「筋肉を大きくする(筋肥大を促進する)必要がある!」
と脳に信号を送ります。
②繊維の損傷
かかっている負荷に対し、筋肉が強い力を発揮して収縮すると、筋肉には小さな損傷が生じます。この損傷も
「筋肉を大きくする(筋肥大を促進する)必要がある!」
と脳に信号を送ります。
③代謝物の蓄積
筋肉が負荷に抵抗して何度も収縮すると、血液中に乳酸などの代謝物が蓄積していきます。その蓄積が筋肉のストレスとなり、
「筋肉を大きくする(筋肥大を促進する)必要がある!」
と脳に信号を送ります。
筋肉からめちゃめちゃ信号が送られてきますね!
そりゃ、大きくなるしかない!!(笑)
成長ホルモンで成長する!
そして、筋トレでは脳にも影響が出ます!
「成長ホルモン」という言葉を聞いたことがありますか?
成長ホルモンとは、脳の脳下垂体前葉から分泌され、タンパク質の合成や骨の発達を促進し、体を成長させるホルモンです。
一般的に成長ホルモンの分泌は10代でピークを迎え、20代以降は加齢とともに減少していきます。10代のうちは身長が伸び、20代以降に止まるのはこのためですね!
ですが!!!
成長ホルモンは人為的に増やすことができるのです!!!
高強度のトレーニングは成長ホルモンの分泌を促進します!!
トレーニング後の成長ホルモンの分泌量が増え、タンパク質合成が促されているタイミングで、筋肉の材料となるタンパク質を摂取することで、筋肥大効果をさらに高めることができます!
運動直後にプロテインを飲むのがおすすめ!
とよく言われていますが、きちんと理由があるんです!
運動直後は「ゴールデンタイム」と呼ばれますが、
まさしく「筋肥大ゴールデンタイム」です!!
筋肉を大きくするコツをつかもう!
筋肉が大きくなる=筋肥大
の仕組みと筋トレがもたらす効果についてご説明しました。
筋肥大の仕組みを知り、適切にタンパク質をとることで、より効果的に筋肥大できます!
コツをつかんで、効率よく筋肉を成長させましょう!
さあ、今日もトレーニング行きますか!!!!!