オリーブオイルの持つ効果効果とは?
こんにちは!
カロリートレードジャパン四日市店
担当トレーナーの加藤です!
本日のテーマは「オリーブオイル」
です!
「サラダにかけてます!」
「パンにかけてます!」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
オリーブオイルは体に良い!
だから食事に取り入れてます!
と聞くことが多いので、
オリーブオイルとは何か?
オリーブオイルに含まれる「体に良い成分」とは何か?
について解説していきます!
オリーブオイルとは?
オリーブオイルとは、オリーブの果実から採れる油のことを指します。
菜種油やひまわり油などの種からできる油とは異なり、オリーブは果実に油が含まれています。
オリーブは世界で1000種類以上もあると言われ、含まれるオイルの量も品種や収穫時期によって異なります。
青→紫→黒と成熟していくごとに色が変化し、オリーブオイルの含有量が増えていきます。
オリーブは神聖な薬?
オリーブオイルは神話や聖書に登場するなど、宗教的に重要なものとして扱われ、中東やヨーロッパを中心に、神聖なものというイメージがあり、民間療法で薬のように使われることもあったのだとか!
オリーブオイルの成分の一つに「オレオカンタール」という成分がありますが、これは、風邪薬などに配合されている「イブプロフェン」と似た作用があると最近の研究でわかってきたそうです。
昔から地中海地域では、風邪をひいた時などは「オリーブオイルを飲むと良い」と言われていたという話もあり、オリーブオイルの研究は今後も注目の分野となっています。
エキストラバージンオリーブオイルとは?
市販のオリーブオイルに「エキストラバージンオリーブオイル」と書いてあるのを目にしたことはありませんか?
このエキストラバージンオリーブオイルとは、果実から絞ったままの「バージンオリーブオイル」をいくつかの項目において評価し、クリアして認められたものだけに与えられる名前です。
「ピュアオリーブオイル」と書かれているオイルもありますが、これは、「バージンオリーブオイル」とその基準に届かなかったオリーブオイルを混ぜて加工したものを指します。
加工の段階で味を整える際に栄養素も一部取り除かれてしまうので、「エキストラバージンオリーブオイル」と比較すると、栄養成分などが少なくなっています。
オリーブオイルに含まれる成分
ではいよいよオリーブオイルに含まれる健康成分について解説していきましょう!
①オレイン酸
オリーブオイルの大部分を占めるのが「オレイン酸」です。オレイン酸は「不飽和脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸で、この不飽和脂肪酸には以前ご紹介したフィッシュオイル(魚油)も含まれます。
この不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールを減らすという働きがあり、
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 高血圧
などの生活習慣病の予防に役立つとされています。
②オレウロペイン(ポリフェノール)
オリーブオイルには、オレウロペインというポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールの持つ抗酸化作用により、血中コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化などの病気を予防する効果が期待されています。
③トコフェロール
美容成分として知られる抗酸化作用のある成分です。
このように、健康・美容に効果が期待される成分が豊富に含まれています!!
食事への取り入れ方
そのまま飲む、あるいは、パンやサラダにかけるというのが一般的な取り入れ方だと思いますが、ここでは、意外な?取り入れ方をご紹介します。
①味噌汁
「えっ!?味噌汁!?」
と思うかもしれませんが、これが意外と合います。
むしろ、風味が増して美味しく感じられるかも!
②納豆
「な、納豆!?」
と、これまたびっくりされるかもしれませんが、納豆がマイルドになり、食べやすくなりますよ!
卵かけご飯に納豆+オリーブオイルというのもアリです!!
取り入れる際の注意点
①開封後は早めに食べる
オリーブオイルは酸化しにくい油と言われていますが、それでも永遠に酸化しないわけではありません。
開封後は、なるべく早めに食べ切りましょう!
②保管環境に注意
オリーブオイルは、気温が10度以下になると固まってしまいます。
また、クロロフィルという成分の働きにより、光が当たる環境に置いておくと酸化が進んでしまうので、保管場所に注意しましょう!
③1gあたり9kcal
ここが最大の注意点です!!
体に良いからと言ってカロリーを無視していると、とんでもないことになります!!
オリーブオイルも「油」の一種なので、カロリーは1gあたり9kcalとなっています。食べ過ぎには注意しましょう!