昼寝の効果と、適切な昼寝方法
こんにちは!
カロリートレードジャパン四日市店
トレーナーの加藤です!
本日のテーマは、
「昼寝」
についてです!
近年、グーグルやアップルなど、
世界的に有名な企業が仮眠スペースを設けるなどして
昼寝(仮眠)を推奨していることからも、
その効果に注目が集まっています。
なぜ、昼に眠くなるのか?
そもそも、なぜ昼に眠くなるのでしょうか?
①睡眠不足、睡眠負債
前日に夜更かしをしてしまったり、
帰宅が遅くなってしまって、いつも通り寝付けなかったりして、
睡眠時間が不足している状態になっています。
睡眠時間が少ないと脳の疲労が回復しきれず、
休息を必要とする=眠くなる
のです。
この睡眠不足が続くと、
「睡眠負債」となり、
睡眠時間を増やすだけでは脳の疲労が取れない上に、
集中力や注意力が欠如し、
眠気に襲われるようになってしまいます・・・!
②昼食による効果
食事による効果は諸説ありますが、
眠気を起こす一つの要因とされているのが、
「オレキシン」という脳内物質です。
オレキシンは、睡眠&覚醒の役割を持ち、
活発に働く=覚醒モード
働きが鈍る=睡眠モード
になると言われています。
また、食欲にも関与しており、
満腹になるとオレキシンの活動が抑制されます。
加えて、食事による血糖値の上昇に伴い分泌量も落ちるため、
覚醒のスイッチが切れてしまい、
睡眠モードになる=眠くなる
と言われています。
効果的な昼寝の取り方
では、どのような昼寝(仮眠)の取り方が適切なのか?
たくさん寝ればいい!
というわけではなく、
推奨される時間があります。
- 20分前後
- 15〜30分程度
↑こう言われていることがほとんどですね!
30分以上寝ると睡眠が深くなってしまい、
スッキリ起きれなかったり、夜に寝つきが悪くなるなど、
身体にとって良くない影響が出てしまいます。
レム睡眠とノンレム睡眠
この20分前後というのは、レム睡眠とノンレム睡眠
の仕組みから算出された時間です。
レム睡眠とは、浅い睡眠状態のことで、
一方、ノンレム睡眠とは、深い睡眠状態を指し、
さらに4つのステージにわかれています。
このステージのうち、
2つ目のステージにおいて、脳の疲労をとる
とされています。
昼寝で寝過ぎないコツ
寝過ぎてはいけないと言われても
なかなか起きれない・・・。
私もそうです(笑)
朝起きるのも、本当に苦手です←
アラームをかけてるんだけど、
ついついアラームを止めて寝てしまう・・・。
「あと3分だけ・・・。」
↑めちゃめちゃわかります!!!(笑)
昼寝前のカフェイン
そんな方におすすめなのが、
「寝る前にカフェインを摂取する」
という方法です。
カフェインの覚醒効果が現れるのは、
摂取後20〜30分ごと言われているので、
昼寝の前に飲むと、時間的にちょうどいいんですね。
ぜひ、一杯のコーヒーか紅茶を飲んで、
昼寝タイムに突入してください。
最後に
「日本人は勤勉で真面目」
というのは、実は睡眠事情にも現れており、
世界でも有数の睡眠時間が短い国と言われています。
特に、仕事がある日と無い日での睡眠時間の差が
1時間以上あるとのデータも・・・!
また、熟睡感が無いというデータでも
世界1位になっており、
多くの日本人が睡眠に対して悩みを抱えている
という現状がわかりますね。
昼寝(仮眠)をして、午後からの活力を
「昼寝をするなんて怠けてる!!」
というのは、過去の考え方になりつつあります。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズがこんな名言を
残しているのをご存知でしょうか?
「昼寝(仮眠)ができないような会社には来たくない。」
良い仕事をするためには、
良い睡眠が必要という良い例ですね。
皆様も、昼寝を取り入れて、
良い午後をお過ごしください。
私も、昼食後に昼寝をしてきます。